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呼吸器アレルギーにおける
イムノキャップ 特異的IgE抗体検査

イムノキャップ特異的IgE抗体検査は、疑わしいアレルギーの原因を追究し、効果的な治療への一歩となります。
サーモフィッシャーダイアグノスティックス株式会社は、信頼性の高い診断をサポートする検査を提供することにより、 呼吸器アレルギーの診療に貢献します。

イムノキャップにご関心をお持ちの方は、製品カタログをご覧ください。

呼吸器アレルギー検査を実施する4つの理由

1. 患者さんの生活の質を向上させる

アレルギー症状が患者さんの日常活動や健康の妨げになっていませんか。患者さんのアレルギーの原因を調べることで、その結果を基に適切な治療に繋げることが大切です。.

幸せそうな成人男女のイメージ
医師と子どもの患者さんの診察風景

2. 原因を知り、適切な治療を明確にする

アレルギー性鼻炎の症状が患者さんの日常活動や健康の妨げにならないよう、アレルギー検査を行うことで、効果的な管理計画を立てましょう。

3. 陰性の特異的IgE検査結果の活用

陰性結果も、アレルギー様症状に対して追加の検査が必要なことを示すために活用できます。

検査イメージ
医師と患者さんの話している風景

4. 患者さんのアレルギーに対するフォローアップ

臨床医は、患者さんに最も近い場所で効果的なアレルギー対策を提供する役割を担っています。

似た症状を持つ疾患例

アレルギー性疾患

アレルギー性鼻炎:かゆみ、鼻水

気管支喘息:喘鳴

アレルギー性結膜炎:かゆみ、涙目

アトピー性皮膚炎:かゆみ

非アレルギー性疾患

血管運動性鼻炎:かゆみ、鼻水

非アトピー型喘息:喘鳴

プール熱:かゆみ、涙目

刺激性接触皮膚炎:かゆみ

患者さんにアレルギー性疾患の症状が見られる場合は、原因となるアレルゲンを特定することが重要です

アレルゲンを特定することで適切な治療や対策を講じることができ、患者さんの生活の質を向上させることができます。また、早期に適切な対策を講じることで、アレルギーの進行や新たなアレルギーの発症(アレルギーマーチ)を防ぐことにも繋がります。

検査・研究をしている白衣の女性たち

呼吸器アレルギーにおいてイムノキャップ特異的IgE抗体検査が選ばれる理由は?

海外では、幅広いアレルゲンの構成に加えて、50年を超えるアレルゲン開発の経験と6,000を上回る掲載論文1の実績があります。イムノキャップは特異的IgE抗体検査のゴールドスタンダードと評価されています2

イムノキャップ特異的IgE抗体検査は診療にどのように役立つのでしょうか?

多様な検査項目によって呼吸器アレルギー診療をサポートします

イムノキャップ特異的IgE抗体検査では、屋内外のアレルゲンから食品や職業性のアレルゲンに至るまで、多様な検査項目を提供しています。当社のイムノキャップアレルゲンの検査ラインナップについては、アレルゲン一覧(保険適用項目)をご確認ください。

イムノキャップは呼吸器アレルギーの患者さんにとってどのように役立つのですか?

季節性アレルギー以外の診断にも役立ちます

eczema

アレルギー性鼻炎

イムノキャップ特異的IgE抗体検査の結果によりアレルゲンへの感作の有無を知ることは、鼻炎の症状誘発の原因を知り患者管理をする上で役立ちます。

lungs

喘息

イムノキャップ特異的IgE抗体検査により、喘息の発症・増悪・重症化の因子となっているアレルゲンを特定することで、最適な喘息管理プランをサポートし、患者さんの健康と安全を維持することに役立ちます。

stomach

通年性アレルギー

イムノキャップ特異的IgE抗体検査は、アレルギー疾患の症状が、ヒョウヒダニ、室内カビ、ゴキブリなどの通年性アレルゲンに起因するものか否かを判断する場合に役立ちます。また、このような誘発因子により通年性のアレルギー症状を悪化させている可能性もあります。

イムノキャップ 特異的IgE抗体検査を行うメリットは何ですか?

当社は、アトピー鑑別試験、粗抽出アレルゲン、アレルゲンコンポーネントを含む幅広い特異的IgE抗体検査を提供しています。これらの検査を使用して、喘息を含むアレルギー性疾患を正確に診断し管理することを補助します。国内外において、幅広いアレルゲン項目のラインナップに加えて、50年を超えるアレルゲン開発の経験と6,000を上回る掲載論文1の実績があります。イムノキャップは特異的IgE抗体検査のゴールドスタンダードと評価されています2

喘息とアレルギーの関係

喘息患者さんは、ペットの皮屑やダニなどのアレルゲンに対する感受性が亢進していることがあります。

喘息患者さんはこうしたアレルギー性要因、または大気汚染のような非アレルギー性要因にさらされることによって、症状が増悪することがあります 4,5

症状は出たり治まったりする一方で、気道の炎症は慢性的であり、日常生活の中で患者さんの体調が良いときでも、気道の狭窄を伴っていることがあります。

ほとんどの喘息患者さんにおいて、炎症は感作されているアレルゲンにさらされることで悪化することから喘息とアレルギーは密接に関係していると言えます10

喘息データ

原因を特定する

喘息患者さんは発作を引き起こすアレルギーを持っているケースが少なくありません。

アレルギーを起こす可能性のあるものすべてを回避することは困難なため、患者さんごとに原因アレルゲンを調べる必要があります。

簡便な血液検査により、プライマリーケアの現場においても、患者さんに適切な情報を提供してその原因を回避したり対処したりすることで健康を管理することができます。

 

イムノキャップ特異的 IgE抗体検査は、患者さんの病歴や各種検査とともに、アトピー性喘息などのアレルギー性疾患11 の臨床診断に役立ちます。

イムノキャップ特異的 IgE 抗体検査はほとんどの主要検査機関で測定することが可能です

動画「喘息患者さんにおいて測定すべき特異的IgEの測定項目とは?」(8分)

測定すべき13の特異的IgE項目について専門医が解説しています

検査イメージ

患者さんの検査結果の解釈について

患者さんの病歴、症状、診察の所見とイムノキャップ特異的IgE抗体検査の結果を組み合わせて、理解を深め、意思決定に役立ててください12,13

陽性の結果が出た場合はどうすればよいでしょうか?特定のアレルゲンに対して陰性の結果が出た場合は?患者さんの結果に関する事項については、当社の指導箋をご参照ください。指導箋については下記よりお問い合わせください。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

イムノキャップ検査、アレルギー、資材などに関する詳細は、下記お問い合わせページより承っております。

参考文献
  1. Data on file.Thermo Fisher Scientific.July 2017.
  2. Crameri R. The crux with a reliable in vitro and in vivo diagnosis of allergy. Allergy. 2013 Jun;68(6):693-4. doi: 10.1111/all.12177. Epub 2013 Apr 27. PMID: 23621640.
  3. World Health Organization. Asthma; [cited 2023 Aug 30]. Available from: https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/asthma#.
  4. Yawn BP et al. (2018) Recommendations to Improve Asthma Outcomes: Work Group Call to Action. Sept.
  5. Fu Y, Gao Y, Wang Z et al. (2023) Global, regional, and national burden of asthma and its attributable risk factors from 1990 to 2019: a systematic analysis for the global burden of disease study 2019. Respir Res. 24(1):169.
  6. The Global Asthma Network. The global asthma report 2022; [cited 2023 December 19]. Available from: https://firsnet.org/images/publications/s1.pdf.
  7. Demoly P, Liu AH, Rodriguez Del Rio P et al. (2022) A pragmatic primary practice approach to using specific IgE in allergy testing in asthma diagnosis, management, and referral. J Asthma Allergy 15:1069–1080.
  8. Høst A, Halken S (2000) The role of allergy in childhood asthma. Allergy 2000:55:600-608
  9. Allen-Ramey F et al (2005) Sensitization to common allergens in adults with asthma. JABFP 18:5
  10. Thermo Fisher Scientific (2022) ImmunoCAP™ Specific IgE Conjugate 400 directions for use.
  11. Crameri, R. (2013). The crux with a reliable in vitro and in vivo diagnosis of allergy. Allergy, 68(6), 693–694.
  12. Thermo Fisher Scientific. (2022, June 2). ImmunoCAP™ Specific IgE Conjugate 400 directions for use [Data sheet].